調理師
Interview06

テンダーラビング保育園 千駄木/調理

Miki Onizawa

調理師

風通しがよく
働きやすい環境、
保育園ならではの
やりがいを実感

仕事を通して子どもたちの成長を見守る

大学を卒業して、老人福祉施設で栄養士として働いていましたが、子どもが好きであった事、調理の仕事を通して、成長を見守ることができたらどんなに素晴らしいだろうと、純粋に惹かれ友人のすすめもあり当園に転職しました。
入社するまで保育園での勤務経験はありませんでしたが、千駄木園のオープニングから関わらせていただくことができ、毎日奮闘の日々でした。
保育園児向けの調理は、前職で勤務していた施設とは異なる工夫が必要でしたが、本社のスタッフや園長先生と相談しながら仕事を進めていきました。
たくさんの知識や経験を身につけることができました。
今年で入社3年目を迎え、現在は調理室のリーダーとして充実した毎日を送っています。
子どもたちの元気な声を聞いているだけで楽しいです。

感覚が敏感な子どもたちに食べてもらう工夫

開園したてのとき、先輩の方に保育園での調理で気をつける点をたずねたところ、「スプーンの上に乗る大きさに食材を切ること。
成長段階に合わせて、より小さく切る必要があり、離乳食では細かくすりつぶすこと。」という基本を教えていただきました。食材がかたいと食べにくいですし、味覚や臭覚が敏感な子どもたちに食べてもらうためには、下処理に手間をかけ、苦みや臭みをできるだけとることが必要になります。
「苦手なお野菜も、保育園のお料理はおいしいから食べられる」という声を聞くとうれしいです。
私が初めて作った離乳食を食べてくれた子どもたちが、卒園するときには、感激して泣いてしまうだろうなと思っています。

テンダーラビングケアサービスの魅力は?

千駄木園は非常に風通しがよく、何でも意見を言い合える雰囲気があります。
また、就業に関する制度がしっかりしていて、初心者でもベテランでも働きやすい環境だと感じています。
残業はありませんし、有給休暇もとりやすいので、プライベートでは九州まで足を伸ばして大好きな温泉めぐりを楽しんでいます。
調理室の職員同士でも、急な予定があってもその人が休めるように調整するなど、互いにフォローしあっています。

これからの夢や目標は?

保護者の方から、「保育園でつくる料理のレシピを教えてほしい」というご要望をいただくことが時々あります。
子育てに忙しい保護者にとって身近な存在になりたいと思っています。

就職活動中の学生へメッセージをお願いします。

お料理と子どもが大好きな方には、ぴったりの仕事です。
自分がつくる食事の反応がダイレクトに返ってくるので、味つけや調理方法など、「もっとこうすれば喜んでもらえるかな?」と毎日考えるのが楽しいです。
また、子どもたちの成長の早さにはいつも驚かされます。
自分がつくった食事を食べてくれる子たちが日々、すくすくと成長していく過程を見守ることができるのは、保育園ならではのやりがいだと感じています。

千駄木